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2006年01月28日

BINSPARK

以前からよくライブを聴きに行っていたNEUKがしばらくライブ活動休止するとの事。今後しばらくはメンバーそれぞれ他のミュージシャンとセッションをやって行こう、ということらしい。で、その第一弾で、NEUKのリーダーでギタリストの井ノ上孝浩とDJ JET SONICのジャム・セッションを西荻窪BINSPARKでやるというので、聴きに行った。うん、一味違って、これもかっこいい。アンビエントぽい、て表現でいいのかな。

この夜のBINSPARKは他に3ユニット出てたんだけど、ZAZOUっていうバンドが良かった。割とオーソドックスなジャズで刺激的だが同時にこなれた感じ。大きな口を開けてアクビを連発してたピアノの女の子が、演奏始まると目を瞑ってまるで点字を拾うような手つきでキーをたたいてリリカルなメロディーを奏でていた。

2006年01月27日

モーツァルト生誕250周年

・・・だそうです。

久しぶりにモーツァルト聴くか・・・
ガサゴソ(CDラックをあさる音)・・・
交響曲集・・・う~ん、あまり賑やかなのは勘弁。
レクイエム・・・はちょっと暗すぎ。
・・・ということでこれ↓
kv570kv576gulda.jpg
ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調 K.576
幻想曲 ハ短調 K.475
ピアノ・ソナタ 第16番 変ロ長調 K.570
演奏 フリードリヒ・グルダ

いいな、これ。和む。

ちょっとWikipediaのグルダのエントリーを覗いてみる。
ん?奥さんは日本人?それは知らなかった。
祐子グルダ
ジャズ・ピアニストだったのか。フリードリヒ・グルダもジャズに傾倒してたらしいけど、奥さんの影響?

2005年08月09日

Music for a Broken Heart

だいぶ遅レスになるけど、ペトロ三木の『アタマのおかしいブログ』のちょっと前のエントリー、「渋谷ではたらく社長」に送るMusical Batonを読んで「傷心のための音楽」について考えてみた。(藤田晋、奥菜恵云々と言う生臭い話はとりあえず横に置いといて)

生体実験(苦笑)と考察の結果、ひとつ言える事: そういう場合は古い友達と聴き慣れた音楽じゃ無いとだめ。つまり、「傷心のための音楽」は手持ちのライブラリーの中から探さないといけないって事だ。だから基本的に人におすすめってのはあまり意味が無いとは思うんだが、おれの場合はこれっていうのをあえて自己満足的(ていうかむしろかなりつきなみなセレクションのような気も)に紹介してみる。

古いものから順番に。


J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集/グレン・グールド

宇宙的。「てめぇの苦悩なんか小せぇよ。そんなことに関係なく時間は流れ、万物は流転していくのだ」と言われているようだ。その辺のやつにそんな事言われたらムカつくだろうが、そこはバッハ大先生、スーッと心が澄んで行く。原因は何にせよ、荒れてるときはいつでも使える万能薬のような音楽。

Claude Debussy
クロード・ドビュッシー/ピアノ作品集/パスカル・ロジェ

おれはロマン派聴かないので一気にここまでジャンプ。透明なエモーション。『月の光』(『ライト・スタッフ』の最後の方も思い出すね)は悲しみを浄化してくれる。悲しみを消すんじゃなくて、良い友にしてくれる感じ。


カサンドラ・ウィルソン/トラヴェリング・マイルス

マイルス・デイビスへのトリビュート・アルバム。今回のテーマ的にはシンディ・ローパーの名曲『タイム・アフター・タイム』のカバーが秀逸。マイルス初め、いろんなアーティストにカバーされたこの曲だけど、おれはカサンドラ・ウィルソンの声で聴くのが好きだ。歌詞がいいね。

If you're lost you can look and you will find me

Time after time

If you fall I will catch you I'll be waiting

Time after time

2005年07月01日

呑2

6/30の夜は友人Yと前から気になってた原宿のベルギー・ビール屋びにまるに初めて行った。お店はビルの地下にあるのだが、入口のところが露天になっていて(店サイトのトップページの写真参照。こういうのよくあるけど、建築用語で何というのだろう?)、意外と開放感がある。お店はカウンター・オンリーだが、鰻の寝床式に奥行きが深く、席数は多い(店サイトによると17席)。おれたちが入店したときはまだ空席がちらほらあったけど、しばらくすると満席になった。アットホームな雰囲気のインテリアとカウンター上の蝋燭とによって、落ち着いた雰囲気で会話とベルギー・ビールを楽しめる。とてもいい店だけど、あえて不満点を挙げるとするならば、サウンドに対するこだわりがあまり感じられなかった。ベルギー・ビールの飲める店は都内に随分増えたけど、選択肢が増えるのは嬉しい。

びにまるを後にタクシーを拾って今度は新宿へ。以前のエントリーでも触れた新宿ゴールデン街のBar Plastic Modelを再訪。またまた80年代ドップリで楽しかった。

それにしても、カウンターにびっしり並べられた80年代モノのドーナツ盤を見て思ったんだけど、80年代当時はファン同士仲悪かったであろうジャンルの曲が仲良く共存してる。当時は何しろ洋楽がエラい時代だった。Yもおれも洋楽中心に聴いてた訳だけど。歌謡曲、というか大半の邦楽は(洋楽と同格と認められる一部例外を除いて)「劣等人種(*)の聴く下らない音楽」(爆笑)として見下してましたよ、ええ(笑

そういえば洋楽の中でもUS派とUK派で仲悪かったねぇ。おれたちはUK派でUSモノは見下してたね(笑 で、そのUKのなかでもスタイル・カウンシルのファン対スパンダー・バレエのファンみたいな内ゲバがあったな(笑

あ、今日は(笑使いすぎだ。



*) これだけ取り出すと実に強烈な言葉である。投稿した後にやっぱまずいかなとか思って(爆笑)とかつけて薄めてみたりもしたけど、それでも強烈。だからやっぱりはっきり断っておかなければならないと思った。おれは昔も今も人種差別とか大嫌いです。ここでも、筆者に人種差別に賛同する意図は一切無く、たんなる表現上のあやとしてこの言葉を使いました。

それから、おれは未だに洋楽好きではあるんだけど、90年代以降音楽性の高い邦楽は激増してると思ってます。

2005年06月28日

U2が記念品の返還を求めて元スタイリストを訴える

またまた訴訟ネタで速報。

Reuters: U2 sue former stylist for return of souvenirs

ダブリン(ロイター) アイルランドのロックグループU2は元スタイリストから(リード・ボーカル ボノのズボンを含む)5,000ユーロ相当の記念品を取り返すための裁判を始めた。

訴えられた元スタイリストはローラ・キャッシュマンさん。彼女は問題の記念品は自分に贈呈されたとしているが、ボノはキャッシュマンさんの言い分を否定しているとのこと。

U2、ボノともあろうものが数千ドルで訴訟ってセコくねーか、と誰でも思うだろう。元記事でもちょっと匂わせてるけど、なにやら感情的なもつれが背後にありそう。

2005年05月11日

今日届いたCD

Amazonのアソシエイト・プログラムに登録したのでちょいと実験・・・

Amplified Heart / Everything But The Girl
Waiting for the Siren's Call / New Order
話題の日本語歌詞を聞くために日本盤を買おうと思っていたのだが、酷評されてるのを見て輸入盤を買った。へたくそボーカルは健在だけど、往時にからするとずいぶんアコースティック色が強い。曲によっては80年代のエコー&ザ・バニーメンを思い起こさせる。

2005年04月14日

リーバイスのCM

ペトロ三木のブログ『今週の「バカは死ね」/「テレビにゃ出ない系」ミュージシャン』

あまりTV見ないし、このCMも見たこと無いんだが、書いてあることからするに、見たら鼻につくだろう。

音楽・芸術的追求と経済的成功や名声の追求の間の葛藤は(ポップスターから現代美術作家まで含めて)現代に生きる表現者なら(いくつかの極めて幸運な例外を除いて)避けて通ることができないし、死ぬまで悩み抜くべく課せられたアポリアみたいなものである。この2つの「追求」はいつも相矛盾するというものでは無くて方向的に一致する場合も多い。そのことがまた問題を複雑にしている。

しかるに、この問題に対して安直で直裁的な回答が流布される場には「バカ」and/or「不誠実」がつきものである(・・・前述の「極めて幸運な例外」はそもそもこの問題を考える必要も言及する必要も無い)。このCMの場合は「バカ」な消費者に向けて「不誠実」なアーティスト・広告代理店・広告主が発したCMメッセージといったところだろう。あるいは「バカ」な消費者に向けて「不誠実」な広告代理店・広告主が「バカ」なアーティストを使って発したCMメッセージなのかもしれない。あらかじめ「バカ」と想定されていることに気付いた消費者はむかつくべきだろう。

この「不誠実」の内容なのだが、これは未だ一般大衆の間に深く根付いている「近代芸術教」的刷込み(**)に訴えかけようとする企みである。「近代芸術教」においては一方で純粋な音楽・芸術を神聖なものとし、富や名声の追求を俗悪なものとして対置する。素晴らしい作品を残しながら貧困の内に死んだモーツァルトとかゴッホとかは「近代芸術教」における聖人/殉教者である(*)。「リーバイスをはいた降谷健志を聖人(=偉い、カッコいい、cool)に擬してリーバイスを買ってもらおう」というのがこのCMのしくみである(見てないんだがね^^)。モーツァルトやゴッホから降谷健志というのはとてつも無い飛躍に感じられるが、そういうことなのだ。

それにしてもペトロ三木氏の指摘している「FAMOUS」の件はあまりにもベタ、というかベタすぎて何かメタなウラがあるんじゃないかとふと考えてしまう。

*) 誤解の無いように付け加えると、この「近代芸術教」的対立構図を否定することが賢明な態度という訳では無い。そうではなくてこの二項対立を一旦カッコに入れて少し離れた所から眺めてみることが肝要である。



実は広告代理店は「不誠実」では無いという見方もできる。広告代理店の契約相手は広告主であり、商品の売れる広告を作る限り、それは「誠実」で「有能」な広告代理店であるかもしれない。

**) 例発見 => http://www.hatena.ne.jp/1115646852

2005年04月12日

EBTG

Like the Deserts Miss the RainEverything But The Girlの"Like the Deserts Miss the Rain"、買ったのは結構昔なんだけど最近ローテーション率が高い。昨夜、沢村バー(*)で初めて会ったお客さんと音楽の話になり、「最近EBTG良く聞いてます」って言ったら、「・・・CD5枚(だっけな?)持ってる。隠れファンです」と帰って来た。なんで「隠れ」なのかよくわからないけど、たぶんこのへんに理由があるのだろう。トレイシー・ソーンのボーカルは落ち着くし、最近のおれの気分にマッチしてる。CD一通り集めてみようかと思っている。

ちなみに昨夜飲んだのはAnchor SteamOld Potrero

*家の斜め向かいにある行きつけのバー。