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condescend

今日の英単語

ときどき難解というかシンプルに日本語に置き換えにくい英単語に出会うことがあるけど、これなんかもそうだ。

con・de・scend vi 1 同じ目線の高さに立つ[でものを言う],高ぶらない,気さくにする: 〜 to inferiors 目下の者に丁寧にする / 〜 to do... いばらないで・・・する. 2 [悪い意味で]身を落とす,身を落として・・・する ;《優越意識から》<相手に>偉そうにする, 《腰は低いが》<相手を>下に見たふるまいをする : 〜 to meaness [little things] 身を落として卑しいこと[つまらない事]をする.

condescend・ing a 1 謙遜な,腰の低い. 2 腰は低いが人を下に見たような、偉そうな. 〜・ly adv

(研究社 リーダーズ英和辞典より引用/一部省略)

一見すると、偉そうなのか謙遜なのかどっちやねん?!という感じだよなぁ。

動詞、形容詞ともに1は単純な意味で2はその行為が醸し出す深い意味にフォーカスしている。2の方は「優越性の表現としてへりくだったり気さくにしたり下品な振舞いをする」といったニュアンスのようだ。日本語には慇懃無礼という言葉があってちょっと近い気もするが微妙に違う。これは英米というか特に英国の文化に深く根ざした言葉なんだと思う。

イギリスではとうてい自分の競争相手にはならないような格下の者には、自分に余裕がある限り、親切丁寧に接するのが紳士のたしなみとされているという。

それからこれもイギリス人だが、名門パブリック・スクール→オックスフォード大と進んだ、全身から上品オーラを発散している、まるで『炎のランナー』や『アナザー・カントリー』といった映画から飛び出してきたようなイギリス人青年が新聞を読みながらたいそう大げさなゲップをしたのを見たことがある。一般的には人前でのゲップは欧米では日本で以上に忌避される行為である。が、この場合はゲップによって彼の上品さがよりいっそう引き立ったような奇妙な感覚を覚えた。これなんか He condescended to belch. と表現すればぴったりくるのだろうか。ちなみにアメリカ人にはこんな高等ワザはできない。

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