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「排卵期の女性は支配的な男性の体臭を好む」

医療関係の研究に従事している女友達が「下の記事を読んで女性の生物学的側面でも探求してください。女なんてこんなもん。あまり夢抱いちゃだめよ」と言ってこんなのを紹介してくれた。まあおれはリチャード・ドーキンスのファンだったりするので、あまり夢抱いてる方じゃ無いと思うよ。

Ovulating women favour dominant men's smell


以下訳(微妙に意訳):

女性がいつ、そして誰と浮気しやすいか、臭いかぎテストによって示唆された。

女性は最も妊娠しやすい時期に長期的なパートナー(=一般的には夫や恋人)を裏切りやすく、またその際、遺伝子的に優れた男性を情事の相手に選ぶ傾向がある。これはチェコの研究グループが行った研究の主張である。彼らは安定的なパートナーのいる女性は社会的に支配的な男性の体臭によって最も興奮し、その傾向は排卵期に最も顕著である事を発見した。

プラハのカレル大学のヤン・ハヴィチェックと彼の同僚は48人の男性に実験に参加してもらい、彼らにアンケートに答えてもらった。このアンケートの意図は参加男性の社会的支配性を評価することであり、「私はパーティーの主役である」といったような質問が含まれている。また研究グループは参加男性たちに腕に木綿布を着用してもらい彼らの汗を採集した。

次に65人の女性被験者がこれら木綿布の匂いをかぎ、その体臭の性的・男性的魅力を採点した。月経周期の中程、すなわち最も妊娠しやすい時期の女性は支配性アンケートで最高スコアをマークした男性の体臭を好む傾向があった。月経周期の他の時期にあたる女性はこうした傾向を示さなかった。

さらにこの現象は長期的なパートナーのいる女性たちにのみ顕著であった、と研究者たちはBiology Letters誌で報告している。

いいとこどり

以上の結果は混合型交配戦略の理論(theory of mixed mating strategies)をサポートする。混合型交配戦略の理論とは女性は異なる時、異なる男性に、異なるものを求めるのだとの主張である。すなわち、メスは子育てに熱心なオスとつがいになることを期待されるが、パートナー以外で、たとえ父親としては不適切であっても優れた遺伝子を提供してくれそうな成功したオスと事に及びがちであるとする。

「他の研究では、女性は妊娠しやすい時期に浮気をしやすい事が示されている」とハヴィチェックは言う。「そうした場合にはより社会的に支配的な男性が好まれるのだと考える」

このアイデアを検証する事は難しい。なぜならば、男性の「品質」は判断しにくいからだ。「顔の彫の深さ」や「対称性」を尺度として使った研究者もいる。

ハヴィチェックと彼のチームは高い支配性スコアは交配相手としての好ましさを示すと主張する。「そうした個体はより高い社会的地位に到達し易い」と彼は言う。「これは優れた遺伝子の品質を反映しているのかもしれない」

この研究で最も議論を呼ぶポイントは「女性は汗の滲みた木綿布の匂いに誘惑される」という主張かもしれない。「女性被験者の中には特定の体臭をセクシーだと感じたが、他方、単に嫌ではない程度という女性もいた」とハヴィチェックは認める。「しかし研究室という環境は不自然であり、より適切な、つまり親密な状況であれば体臭はより好意的に評価されるだろう」

混合型交配戦略てのはつがいで子供を育てる動物の間でよくみられるのだろうか?これはメスにとっての「遺伝子戦略的正しさ」で完全に説明できるよね。良い父親になるオスと長期パートナーになって遺伝子だけ遺伝子的に優れたオスと浮気してGETして、生まれた子供は「良い父親」である長期パートナーといっしょに育てようと言う実にいいとこ取りな戦略な訳です。それで人間の女性にもその傾向が見られるというのが上記研究な訳だけど(上記記事だけみると論理展開に飛躍もあるけどね)、だとすると女性と言うのは本能的なレベルで実に狡猾な生き物であるということになる、と言いたくなってしまうが男性の遺伝子戦略に支配された性行動パターンはご存知の通り(男性の場合は狡猾ってのとはちょっと違う感じだけど)。だからどっちもどっちってことか。

ただ人間には高度に発達した大脳があって文化、理性、社会があるから問題が複雑になって、実社会における行動を遺伝子的戦略だけで説明するのは相当難しい(同性愛者もたくさんいるわけだしね)。それでこの遺伝子的戦略から離れた「ノイズ」の部分で男は女に、女は男に「夢抱いちゃう」わけだな。

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